本屋さんをぷらぷらしていたら気になったある一冊の子ども用のお勉強本。
幼少期に身に付けるべき、日本語を分かりやすくまとめたもの。
その中に見つけたいくつかの気になるカタカナ英語。
そのカタカナ英語たちの意味が、本来の英語の意味とズレていたのが気になりました。
(意味のずれはもちろんだけど、英単語が入っていたら本の趣旨がズレている気もしたけど。)
日本語では確かに記載されている意味で使うけど、本来の英語の意味とは違う。
これを覚えてしまうと、英語を勉強するにあたって支障が出るんだけどな。
申し訳ないけどパーッと立ち読みして気になった単語ちゃんたち。
・コンプレックス( complex ):他の誰よりも劣っていると感じること。
→英語の意味:複雑な
英語で「コンプレックス」の意味にあたることを言いたいときは” feel inferior”がしっくりきそう。
・クレーム( Claim ):苦情。商品に問題があったときに買い手が売り手に文句を言うこと。
→英語の意味:要求する、主張する
英語には文句を言うニュアンスは含まれていません。
日本語のクレームにあたる英単語は” complain”ですので要注意!!
この間違い、実は社会人にめちゃめちゃ多いです!
ビジネス英語として使ったら、意味が通じないのでしっかりと覚えてください☆
・フォロー( follow ):足りないところや失敗したところを補うこと。
→英語の意味:ついていく、従う
「補う」の意味は含まれていません。
InstagramやTwitterのアカウントへのフォローについては使えます☆
「(アカウントを)フォローしてくれてありがとう。」
“Thank you for the follow.” or “Thank you for following me.”
ざっと見ただけでも、この3単語。
まだまだ他にも本来の英語とは違う意味で日本語化されてそうです。
英単語を使うのは良いけど、本来の意味とはずれがないようにしてほしいと思う今日この頃です。