気持ちの「答え合わせ」

人生の中で起こった一つのきっかけから行くことになったロンドン。

まさか自分が海外に住むことになるなんて思いもよらなかった。

私の人生が180度大きく変わった瞬間です。

ロンドンでの2年間からずっと向き合っている「英語」というコミュニケーションツール。

この本を通して、私が思う「英語」を使ったコミュニケーションについて、たくさん触れてきました。

世の中にはたくさんのコミュニケーションツールがあります。

音楽、絵、ファッション、スポーツ、メディア。

それぞれに役割があって、どのツールも大切だと思う。

どれが一番なんて決められない。

でも、そんなたくさんのコミュニケーションツールがある中で、私が言葉にこだわる理由。

それはきっと、気持ちの「答え合わせ」が出来るから。

そのことに限ると思う。

「答え合わせ」

この言葉が急に閃きました。

そしてずっと抱えていたモヤモヤがスッキリするほどに、「答え合わせ」の一言は、しっくりときました。

「楽しい」

「嬉しい」

「悲しい」

「寂しい」

たった一言相手に伝えるだけで十分な、気持ちの答え合わせ。

自分が今どう思っているのか。

相手が今どう思っているのか。

お互いの気持ちの答え合わせ。

それが出来るのはきっと、コミュニケーションツールの中で言葉だけだと思う。

音楽でもなく、アートでもなく、ファッションでもスポーツでもなく。

だから私はこれほどまでに、言葉に魅了されているのでしょう。

同じ景色を見ても

同じ食べ物を食べても

同じ経験をしても

たくさんの時間を過ごしても

たくさん話し合っても

たくさん触れあっても

なぜか隣にいる人に不安を覚える。

そんな経験、誰もがあるのではないのでしょうか。

学生時代からの友達。

かけがえのない家族。

同じ目的を持っている仕事仲間。

大好きな恋人。

そしてこれから共に未来を歩んでいく大切な人たち。

自分の感情ですら分からないことがある中で、

隣にいる相手の気持ちを理解するなんて難しいのは当たり前なはずなのに、

なぜか私たちはその難問を解けないことに不安を覚える。

でもそんな不安を解消するのに一つの希望的な解決策。

それが「答え合わせ」

自分の伝えたことが、相手にちゃんと伝わっているかの答え合わせ。

相手の伝えてくれたことが、自分がちゃんと理解しているかの答え合わせ。

これからの未来を同じ方向に向けているかの答え合わせ。

答え合わせをするのに

難しい文法を使う必要はなく

難しい単語を使う必要もない。

ただただ自分の気持ちを、シンプルに素直に言葉を使って伝えること。

大切なのは、相手に伝わるように言葉を使いこなせているかどうか。

これは、どの言葉にも言えること。

英語ももちろんその一つ。

言葉というコミュニケーションツールを使う最大のメリットは、

隣にいる大切な人と気持ちの答え合わせが出来ること。

そのことを忘れてはいけない気がする。

たった一言でいいから、言葉を使って

自分の大切な人と気持ちの答え合わせ、してみませんか。

「楽しい」

「嬉しい」

「悲しい」

「寂しい」

たった一言でいいから。

シンプルに。

素直に一言。

日本語でも英語でも、相手に伝わるシンプルさと素直さを忘れないでください。

大切な人と素敵な時間を少しでも多く過ごせるように。

答え合わせをしてみてほしい。

そんな思いを大切に、これからも私は「英語」というコミュニケーションツールをシンプルに素直に使って、みんなが自然と大切な人と素敵な時間を過ごす手助けをしていきたい。